小説家から学ぶ表現、描写

小説を書くための表現方法を小説家から学ぶ

ため息

ため息のもとを霧散させてくれた。

森沢明夫さんの水曜日の手紙より 夫のフォローは、わたしの喉の奥に溜まっていたため息のもとを霧散させてくれた。 水曜日の手紙posted with ヨメレバ森沢 明夫 KADOKAWA 2018年12月07日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto ebookjapan

その息が語っている。曰く、

有川浩さんの県庁おもてなし課より 吉門は溜息を吐(つ)いた。その息が語っている。曰く、ーー処置なし。 県庁おもてなし課posted with ヨメレバ有川浩 角川書店 2011年03月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto

糸のように頼り無い可能性にかけていただけに、……

小杉健治さんの父からの手紙 糸のように頼り無い可能性にかけていただけに、閉ざされた道に無念の思いを噛みしめた。 父からの手紙posted with ヨメレバ小杉健治 光文社 2006年03月20日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto ebookjapan

塊まで吐き出してしまいそうなほどの深いため息

大事なことほど小声でささやく 森沢明夫 彼らの顔を思い浮かべたとたん、末次は魂まで吐き出してしまいそうなほどの深いため息をついたのだ。 大事なことほど小声でささやくposted with ヨメレバ森沢明夫 幻冬舎 2015年08月05日 楽天ブックス楽天koboAmazonK…

「笑顔」のまま固まっていた頬の筋肉も、……

大事なことほど小声でささやく 森沢明夫 「あ、ええと」 「なに?」 「いや……。トレーニングの後のビールは最高なんだよな」 「それだけ?」 「うん」 「じゃあ」 「うん、ありがとね。おやすみ」 後ろ手にリビングのドアを閉める由佳の痩せた背中を見詰めた…

湿っぽすぎるため息

大事なことほど小声でささやく 森沢明夫 湿っぽすぎるため息は、いつものように飲み込んだ。 大事なことほど小声でささやくposted with ヨメレバ森沢明夫 幻冬舎 2015年08月05日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto ebookjapan

空っぽなため息

大事なことほど小声でささやく 森沢明夫 持っていた小銭をすべて使い果たして、空っぽなため息をついたとき、それがスイッチになったかのようにグウゥゥ~と腹の虫が鳴いた。 大事なことほど小声でささやくposted with ヨメレバ森沢明夫 幻冬舎 2015年08月05…