小説家から学ぶ表現、描写

小説を書くための表現方法を小説家から学ぶ

頭、髪の毛

寝癖で後頭部の髪の毛をアンテナみたいに立てた

森沢明夫さんの水曜日の手紙より 「夜中からずっと胃がしくしく痛くてさーー、悪いけど、朝食、おかゆにしてくれる?」 寝癖で後頭部の髪の毛をアンテナみたいに立てた夫が、パジャマの上からお腹をさすりつつそう言った。 水曜日の手紙posted with ヨメレバ…

寝癖がアンテナみたいに

森沢明夫さんの水曜日の手紙より 古びた廊下の軋む音がした。リビングのドアが開き、だるそうな顔をした夫が入ってくる。後頭部のひどい寝癖がアンテナみたいに上を向いているのがおかしい。 水曜日の手紙posted with ヨメレバ森沢 明夫 KADOKAWA 2018年12月…

後ろでくるりとお団子にした髪

有川浩さんの県庁おもてなし課より 「あの、それ私のなんですけど……」 怪訝そうな声に振り向くと、ジーンズ姿の若い女の子が立っていた。後ろでくるりとお団子にした髪が爽やかな印象だ。 県庁おもてなし課posted with ヨメレバ有川浩 角川書店 2011年03月 …

ほつれ毛が口元にかかるのが痛々しい感じだった。

小杉健治さんの父からの手紙 ほつれ毛が口元にかかるのが痛々しい感じだった。だが、それは壮絶な美しさに溢れ、気高さのようなものを感じさせた。 父からの手紙posted with ヨメレバ小杉健治 光文社 2006年03月20日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7netho…

黒いツインテールをどこか淋しげに揺らした。

大事なことほど小声でささやく 森沢明夫 風はカオリちゃんの黒いツインテールをどこか淋しげに揺らした。 大事なことほど小声でささやくposted with ヨメレバ森沢明夫 幻冬舎 2015年08月05日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7nethonto ebookjapan

弓のような凜と伸ばした背筋

大事なことほど小声でささやく 森沢明夫 パリッとした黒と白の制服。後ろでひっつめた髪の毛の清潔感。弓のように凜と伸ばした背筋。 大事なことほど小声でささやくposted with ヨメレバ森沢明夫 幻冬舎 2015年08月05日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle7ne…

頭はツルリと磨かれたスキンヘッドで

大事なことほど小声でささやく 森沢明夫 四角い顎と、張り出した頬骨と、意志の強そうな眉。頭はツルリと磨かれたスキンヘッドで、蛍光灯の光を見事に反射させている。

髪が残っている側頭部

塩田武士さんの罪の声より 髪が残っている側頭部をかいた。

ポニーテールがぴょんと跳ねた

森沢明夫さんの虹の岬の喫茶店より 「うん」 「うん」 二つの小さなシルエットが、そろって返事をして、それぞれのポニーテールがぴょんと跳ねた。