小説家から学ぶ表現、描写

小説を書くための表現方法を小説家から学ぶ

季節 「師走」

小説の表現、描写
「師走」

たまちゃんのおつかい便 森沢明夫

 師走の朝の凜と張りつめた空気に、わたしの口から出た白い息がほわっと丸く浮かんだ。

ミーコの宝箱 森沢明夫
 わたしは赤と緑と金色に華やぐ表通りを右に折れて、少しドブみたいな臭いのする路地へと入った。

ミーコの宝箱 森沢明夫
 外には背筋が伸びるような師走の風が吹いていた。

 外に出ると、師走の夜気がしんしんと冷え込んでいた。

 師走の夜風がぶつかってきた。耳たぶを刺すような風だが、むしろ今夜はそれが心地よくもあった。