小説家から学ぶ表現、描写

小説を書くための表現方法を小説家から学ぶ

気配を尖らせている

有川浩さんの県庁おもてなし課より

「あの……掛水さんに、吉門さんから……」
「あ、はい!」
 思わず声が上ずった。
 散々耳に痛い指摘を聞いたのは、ほんの数十分前だ。
 まだ何かあるのか、と周囲も気配を尖らせているのが分かる。